2014年2月8日土曜日

助け合いかそれともお節介か

遅ればせながら、父の還暦祝いに兄弟全員で実家へ向かう予定だった今日、
「関東で16年ぶり」と騒がれる大雪が降った。

この予報は昨日から各メディアで騒がれており、
母から昨夜、「明日は吹雪になるから、来ないように!!と、パパが言ってます。」と連絡が。

よって、食事会は延期となった。


予報通り朝から1日中、暴風雪。

夕方頃ふと、外に出れるのだろうか?と思い立ち、シャベルを用意して玄関のドアを開けようとすると、

開かない。
力いっぱい体中で押しても、開かない。

これはまずいな・・と、上下冬山装備、冬靴にグローブをつけて、再度気合いを入れてドアをこじ開けた。

すると驚く事に、
目の前の駐車場は、風で雪が飛ばされほとんどつもっていないのに、
ドアの前だけ吹き溜まりでたまっている。多い場所で30cmくらいはある。

とりあえず、自分の家の前を雪かきしてみたが、お隣さんが気になった。
家の電気はついているけど、玄関の前がこんな状況になっているとは、きっと気づいていないだろう。


こんな状況で、万が一大地震や火災が発生したらどうなるのだろうか。
このまま降り続け積もり続けたら、皆、外に出ようとも、家の中に閉じ込められ、
出ることはできないだろう。



そう思うと隣の家も、そのまた隣の家の人のことも気になり、
結局、全世帯のドアの前の雪かきをした。


助け合いか、それともお節介か。


顔を合わせたこともない、同じアパートの住人。
もしかすると、おおげさだけど、生死に関わるかもしれないと思ったら、
できる人が、できる時に、できる事をお互いがし合うことで、
みんな助かるんじゃないかなと思った。






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