2014年6月13日金曜日

蘇ったガラスの靴


岡山にいた頃、街中のアーケード商店街の中で、皮靴のお店を見つけた。

おじいさんが一人店内にいるだけのその靴屋さんは、ちょっと入るのに躊躇しちゃって、
一度お店の前を通り過ぎて、でもちょっと気になったので恐る恐る入った。

そこで見つけたこのサンダルは、本当に履き心地が良くて、毎年春~夏に欠かせない靴となり、
なんと今年で6年目。

同じようなサンダルが欲しくて、数年前からずっと探しているけど、
この靴ほど心惹かれるくつにめぐり合えず、今季はこの靴を修理に出してみることにした。

以前もサンダルのソールの修理でお世話になった、近所の靴修理屋さん。そこには、ひげもじゃのおじいさん職人がいる。

このサンダルを持っていくと、
「う~ん。この靴は、大切にした方がいい。とってもいい靴だ。全部皮ですね。これは修理して綺麗にしましょう。」
と。


スニーカー1足買えるくらい修理費用はしたけれど、
こんなに綺麗に蘇って帰ってきました。

私にとっての、とっておきのガラスの靴。いや、皮の靴。
大切にしよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿