2014年6月2日月曜日

石楠花の花

この春は、いろいろな動きがあるシーズンとなりました。
今回のchangeは、私にとってとても大きな変化となると思います。

先日、待ちに待った車が納車され、免許取り立ての学生のように、とにかくどこかへ走らせたかった。

明日からしばらく続く出張の前に、どうしても山へ行っておきたかったので、
今回はこれから見ごろを迎える、石楠花の花に会いに、十文字峠へ。


十文字峠やお隣の甲武信ヶ岳は、幼い頃からよく通った山。
私自身の山の心のベースは、甲武信と十文字峠の山々とそこで出会った人々から学んだところにある、といっても過言ではないかな、と思います。
それだけ、思い入れのある、山々です。

平日にも関わらず、毛木平の駐車場にはざっと30台くらいの車が停まっていました。
でも、私のスタートがおそかったため、登りはほとんど人に合わずでした。

ひっとりと、しずかに時が流れる。
目をつぶると、鳥のさえずりと、遠くから蝉の鳴き声が。
あぁ、もう夏が来る。と気付くと、なんだか急に胸がわくわくしはじめた。

ふと足元に目をやると、ミクロの世界でも植物が元気に上を向いている。
体育座りにしゃがんでずっと見つめていると、なんか植物と会話できるような気がしてきた。



そして今度は、見上げると山ツツジがたくさん花ひらき、思わず足を止めて見入ってしまった。

今日の行程はたいした時間を歩くわけでもないし、
ゆっくり行こう。と、道草をくいながらゆっくり歩いた。

一人で来ると、こんな風なゆったり山歩きをできるのがいいところ。


十文字峠に着くと、たくさんの淡いピンク色をした石楠花の花が迎えてくれた。
この花を見るたびに、私は1枚の大切なお気に入りの写真を思い出す。


乙女の森。
まだ5分咲くらいでした。つぼみがたくさんあったので、まだまだこれから花ひらきます。


明日からしばらく出張で、戻ってきても次山へ出かけることができるのは月末になりそうなので、
石楠花を見るには少しタイミングが早かったですが、
行って良かった。

また来年、6月初旬はここに来よう。

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