2012年12月19日水曜日

未知の世界へ

未知であり目標にしていた、5.11A に今日初めてトライしました。

そもそも今日目標にしていたのは、5.10c。
ですが、アップ3本登り、5.10bを登ったあと、たまたまですが、これ登ってみたら?と言われて挑戦することになったのが、5.11A。

飛び級しすぎ・・とも思いましたがとりあえずトライすると、あれ?悪くない。
次はレッドポイントできる気がした。

2度目の挑戦。調子いい。
初回にはできなかった最後のクリップもでき、あとは最後の1手を出すだけ・・・が、どうもこうにも最後の1手が出ない。。いや、出せない。あと1手出すだけなのに。

3度目の挑戦。これがだめなら今日は終わりだ。と思って挑む。
2度の挑戦からたまっている疲れが出て、途中、無理なム-ブになってしまい、真ん中あたりで早くもちょっと難しいかもしれない・・・と考えてしまった。この気持ちが出た時点でもう駄目である。そう思ったらダメなんだよな~。

やはり、最終クリップをする力がなく敗退。

悔しくて、怒りがこみあげてきた。


でも、目標にしていた11台を触れて本当に良かった。
近づけている、気がした。

2012年12月17日月曜日

2012年12月12日水曜日

オンサイトトライ時の集中力

今日は湯河原へ。

桃源郷はどこかの山岳会?のグループが集団でトップロープ張りっぱなしの状態で陣取っておられ、近くで登る気もしませんでした。

と、いうわけで即移動。上部エリアへ行こうと移動開始後、いろいろあって探検部の活動となりました。
それはさておき・・笑)


”サイレントバリー”に到着。
その名の通りとっても静かなエリアでした。

このエリアは指が痛いほど岩肌が細かいですが、バチっと効く感じが、嫌いではないかなと思います。
しかしところどころ苔と枯葉で目をやられたのは痛かったです。

その後、暗くなる前に桃源郷へ下り、最後に”アボリジニー(5.10a)”で〆て終えました。


今日感じたことは、『オンサイトトライ時の集中力はすごい』ということ。
見えなかったものがみえたり、
微妙なバランスを保持できたり、
不思議なパワーが発揮できたりする。
集中していることにより、神経が研ぎ澄まされるというか、なんというか。

不思議ですが、オンサイトで登れたのに2度目は登れない・・なんてこともしばしば・・・。

オンサイトトライ時の集中力は、すごいです。
オンサイト能力を上げていくことが、いろんな面で自己のレベルアップを図ることに繋がるのかなと感じました。

2012年12月8日土曜日

20年ぶり奇跡の再会

本日大変嬉しいことがありました!
20年ぶりの再会。


幼いころ本当に、よく家族で登った甲武信ヶ岳。
春夏秋冬、たくさんの思い出がある山。

甲武信小屋でいつも一緒に遊んだ3姉妹。その真ん中のS子ちゃんと一番下のY子ちゃんが今日、
お店まで遊びに来てくれた。


夏頃だったか。。。
ドイツ人のお客様を接客。彼は手に、「甲武信ヶ岳」と書かれたしおりを持っていた。
なんでも、友達とみんなで登りに行くんだそう。その装備を揃えに来たのだ。

しおりを見せてもらうと、なんと、作成者がS子ちゃんだった。
目が飛び出るほど驚いた。こんな形でS子ちゃんに出会えるとは!(実際には出会えてないけど)

ドイツ人の彼がお買いもの後帰る際、私はS子ちゃん宛ての手紙を託させていただいた。
「S子ちゃんに届きますように・・・」


今思い出したが、私はあの時、メモには私の連絡先を書かなかった。
なぜならば、あくまでもそのドイツ人の方はお客様であったから。S子ちゃんに、私の居場所だけでもお伝えできれば、なんらかの形で、また再開できるのでは・・・と考えた。


そうして数ヵ月後の今日、S子ちゃんはY子ちゃんと一緒に、会いに来てくれた。

本当に本当に、嬉しい奇跡の再会。
この縁は、これからもずっと大切にしていきたい。


2012年12月5日水曜日

「北国の秋」


“無窮の彼方へ流れゆく時を、めぐる季節で確かに感じることができる。自然とは、なんと粋なはからいをするのだろうと思います。
1年に1度、名残惜しく過ぎてゆくものに、この世で何度めぐり合えるのか。
その回数をかぞえるほど、人の一生の短さをしることはないのかもしれません。”

(星野道夫 旅する木, 「北国の秋」)


星野道夫さんの写真展へ行って来ました。
まさに、"breathtaking"な数々の写真。

無心で星野さんが見た世界に入り込み、ふと気がつくと、
自分は呼吸をしていて、心臓がどっくんどっくん、動いていた。

あの時の流れが、
大好きです。

2012年11月26日月曜日

ZEN

今日は河又へクライミングに行く予定が、数日前からこの日だけピンスポットで雨予報。
ということで昨日、外岩予定からジムに変更。

ここのところずっとお天気には恵まれていたので、久しぶりの外岩レスト日です。

14時ころZENに到着、一番のり。
誰もいないジムは登り放題、まるで白いキャンバスに「何描いてもいいよ~!」と言われているかのようでワクワクします。

9月に靭帯を怪我する前までは、5級~4級くらいを登っていましたが、
先月末からリハビリ開始、現在は主に4級。

昨日おとせなかった4級の黄色壁4番(だったかな)にアップ後すぐに取り付き、本日1撃。
あぁ、よかった~。

ということで次の課題。
4級でも何度も何度も取り付いていると、なんとかおとせるようになってきました。

登れなかった課題が登れた時のあの嬉しさといったらなんともいえない!


しばらくサボっていたヨガ(自己流)も今朝から再開。
柔軟性、体幹を鍛えて、目指せ3級。



二子山

地元秩父の二子山へ行ってきました。

秩父には横瀬の二子山と小鹿野の二子山があります。今回行ったのは、小鹿野の方。
石灰岩の岩山で、クライミングで良く知られている。が、グレードがとっても高くなかなか取り付けません・・・

今回はマルチ入門ルートの「二子山中央稜」を登るはずが・・・。

登山口からスタート


股峠まで5分ほど、そのまま反対側へ下りると、すぐに祠エリアに到着。
そのまま壁筋に奥へ進みます。


ここでまず第1の間違い・・。
祠エリアの端で道が2つにわかれる。1つは壁際を行く(踏跡はうすいかほとんどない)か、下の道へいく(こちらは踏跡くっきり)。
正しくは、壁際を行くのだが、あまりに踏跡がくっきりあったので、下の道へ。後でわかりましたが、この道は、ローソク岩方面へ行く方向でした。

そんなわけで、間違っていることもつゆしらず、落ち葉の綺麗な道を進みます。



はい。出てきましたこの看板。
すでに時遅し(この時もまだ気づいていません)。
ローソク岩方面へ。

途中で6人のパーティーに出会いました。お伺いするとその方々も中央稜の取り付きを探しているとのこと・・・。うーん。
私たちはもう少し先へ行くことにし、とりあえず荷物をおいて散策。(笑)ゆる~いです。



セミの抜け殻を発見。
こんなに綺麗に残っていました。


この後、うろうろしてやっと取り付きを発見!確かに赤いドラム缶がありました。
が、しかし6名パーティーのトップが登り始めたところでした。待っていたら日が暮れそう・・・ということで、予定変更。登山道で二子山西岳をぐるりと周って帰ろう♪ということで意見一致。

思った以上に険しい岩山で、これが登山道?と思わず疑ってしまうほど、クライミング要素の高い山でした。

この山、実は昔小さい頃家族で来ました(あまり詳細の記憶はありませんが)。
小学校低学年だったと思います。
‘山へ行く‘ということで幼い私達は、「頂上で縄跳びするー!」と、ビニール製の縄跳びを持ってこの山に来ました。実際は、頂上は縄跳びできる程広くはありません。(笑)
頂上での縄跳びは実現しませんでしたが、あまりに急で危険なヶ所が多く、その縄跳びを使って確保してもらいながら下りた記憶が有ります。
ビニールということ自体全く信頼性はありませんが、無いよりましだったかな・・・。


頂上からの眺め。
奥秩父の山々は永遠と続いています。良いところに生まれたな、と心から思いました。

西岳山頂。

帰り道から、今日登るはずだった中央稜が見えました。
6人パーティーのトップがまだ真ん中あたりを登っていました。(13時頃)


今度はあと1時間早く家を出よう。
あまりに実家から近いのでついついのんびりしてしまう、いけませんねー。

また来ます。

2012年11月20日火曜日

アイゼントレ@日和田山

冬のアイスに向けて、今日は日和田山にてアイゼントレ。
到着すると、埼玉県警機動隊が救助訓練をしていました。

我々もその隣のフェイスをお借りして、まずはアイゼン+グローブで2本。
簡単なフェイスも、グローブをしていると激的に難しい!

その後、アイゼン+グローブ+アックスで3本。
初めてのドライツーリング。
慎重に慎重に・・・。
思い切ったム-ブではなく、確実に慎重に決めていく。

しかし、トップロープだからこそできた動きだったな・・・、あれがリードとなると・・・
ちょっとまだ想像できません。


ですが、非常に良い練習ができました。

冬が楽しみ♪

2012年11月13日火曜日

大掃除

大掃除を定期的にする。今日はその日。

年末年始には特別なことはしないが、
たまに予定を入れない休日を作り、ひたすら部屋の掃除といらないもの処分をする。
1日まるまるかけてやる。

いるもの or いらないもの
必要なもの or 必要でないもの
使っているもの or 使っていないもの

すべてはこのどちらかにあてはまる(はず)。
いらないものは、考える前にゴミ袋へ入れる。

でも、悩むものも中にはある。
悩んだ物は、今回限り捨てずにとっておいて、次回の大掃除の時までに一度も触れていなかったら、捨てる。

本当は”捨てる”のはあまり得意ではない。
だから、買う時に「本当に必要なのか」を良く考えたい。


それにしても、綺麗になった部屋は、気持ちいい。


2012年11月9日金曜日

湯河原幕岩

当初予定していた小川山1泊2日は1日目の天気がすぐれなかったため、
1日目PUMP2、2日目湯河原幕岩に変更。

湯河原は、半袖でも暑かった!

まずは簡単なところでアップ。

【シンデレラフェイス】
シンデレラ 5.7 OS

そして隣へ移動。ちょっと山道が険しかった。

【ガリバーの岩場】
あかずきんちゃん 5.9 OS
道化師 5.9 OS

【ピーターパンロック】
ティンカーベル 5.10a OS

【サンバリー】
ドロドロ 5.10a OS
ミスサイゴ 5.10b/c (上部左コーナーを使ってしまったのでOSではない)

【桃源郷】
シルクロード 5.7 OS
サンセット 5.10a OS


最後に桃源郷のサンセットで〆よう!と登ったやつが、実はシルクロード5.7だったことに下りてきてから気づき、改めて隣のサンセット5.10aを登りなおし・・・
5.7では帰れない。

辛めのグレードなのではないかとちょっと感じました。
でも暖かいし最高でした。

2012年11月4日日曜日

豆乳鍋

ゆずコショウをいただいたので、今夜は豆乳鍋に。

まずはお肉をさっと茹で、
あとは野菜や豆腐やらを煮て豆乳を入れるだけ。。豆乳を入れてからはお鍋が焦げ付きやすいので、弱火で温める程度です。

そしてゆずコショウをのっけて、出来上がり♡ あぁ、なんて簡単!そして美味。

このゆずコショウ、手作りです。光にあたると綺麗な緑色が黄色くなってしまう、とのことで、アルミホイルで瓶ごとつつみ、冷凍庫で保管中。

この冬、大活躍してくれそうです。


2012年11月1日木曜日

梅ジャム作り

梅酒をつけた梅を使って、梅ジャムを作りました。
昨年は捨ててしまったという、この梅酒をつけ終わったあとの梅。こうしてジャムにすれば最後の最後まで楽しめます。

①梅を半分にして、種を取ります。包丁で切れ目を入れてひねれば、簡単に取れます。
ここで調子にのって梅をかじっていると、酔っ払う!


②種をとった梅をミキサーにかけます。

③ミキサーにかけたらそれを大きめの鍋へ。水と砂糖と入れて火にかけます。
今回は、梅1,500g、水800g、砂糖1,000gの割合でした。適当です。

④表面がぷつぷつするまでは強火、その後は中火にして、焦げ付かないようにゆっくりヘラを動かしつづけます。ここでアルコールをとばさないと、アルコール度の強いジャムになってしまうので、ちょっと時間はかかりますが耐えて混ぜ続けます。
(ここで、私は砂糖に加え、蜂蜜をいれてみました)
イイ感じの堅さになってきたら、火を止めてあら熱をとります。


⑤あら熱がとれたら、瓶につめて、できあがりー!

しばらくは、朝はトーストに梅ジャムです^^

2012年10月31日水曜日

秩父・吉田 柴崎ロック

秩父・吉田の柴崎ロックへ行ってきました。

この日の核心はいきなりの、”岩場までのアクセス”。
ま、行ってみればわかるだろう~なんていう考えは甘かった。もう少し他の皆さんの苦労した様子をチェックしておけばすんなり辿りつけただろうに・・。
迷いに迷って、言わばについたのはお昼過ぎ。

時間がないのでさっさと準備。

【うまいぞギンナン 5.8 OS】
一緒に行ったN島さんはこの日、まだ数回目の外岩ということで、トップロープを張りました。
石灰岩らしいガバばかりで快適。

【エントツ 5.9 OS】
ステミングで登る楽しいルート。

【初心者マーク 5.9 (1テン)】
100岩場には、初心者のリード練習に良いとあるが、出だしが難しかった・・傾斜があって足が切れてしまうところ、どうにかおけそうな足のスタンスはつるつるで全然足を置けず、1クリップ目をどうにか確保後、力尽きてテンション。上部は簡単でしたが出だしで苦戦。

【ウォーミングフック 5.10a (途中敗退)】
カンテ状~クラック、左のフェイスにでるルートだが、3クリップ目をした後の4つ目手前で、右手につかんだ壁がごそっとまるごと動き、危うく30cm四方ぐらいの岩の塊(壁)がはがれて下に落ちるところでした。危機を感じ、すぐさまその岩を触れクライムダウン。クライムダウンも怖かった・・。下に置いていた上着や靴は、上で岩の塊がはがれた際におちた砂がたくさんかかっていました。ビレイヤーに岩があたらなくて良かった。

近くて綺麗にととのった岩場ですが、ところどころ脆い岩質が気になりました。

2012年10月29日月曜日

お世話になった先生と小川山で再会

岡山にいた頃大変お世話になったI先生が小川山に1週間程こられている、
ということで行ってきました!

【25日(木)】
仕事後出発、南きよさと道の駅へ。夜は寒いがテントの中は暖かい・・・

【26日(金)】
朝、晴天!気持ち良すぎて寝坊しました。
小川山へ行く前に、パートナーTくんがおとしたい課題がある、ということでまずは湯川へ。


・Tくん
サイコキシネス5.10c NP

・私
コークスクリュー5.9 NP
(使用カム/.75、1、2、3、.75、1、2、3)
 1本目、何度テンションもらったか不明。トップロープ支点を作る。
 2本目、TR。「カムを決めながら行かなければ練習にならない」と下りてから言われて反省。
 3本目、TR(カムを決めながら)
 次でおとさなければならないところ、本日の力を使い切りました・・・


午後には小川山でI先生達と合流の予定が、時間はすっかり遅くなってしまいました。
到着するともう20時ころ・・・。

テントを張ってご飯を作り始めると、I先生とSさんが温泉から戻ってきました。
2年ぶりの再会!! 嬉しかったです。

夜は4人で宴会、楽しかったー!
小川山の夜は寒い・・・がしかし、テントの中は暖かい。

【27日(土)】
6時起床。しかし、ぐたぐたしながら朝食。

8時過ぎ頃、私とTくんは準備万端。とりあえず私は、カサブランカへ行きたいとお願いをした。
良いけど混んでるよ・・と言われながらも、
朝1で行って並んでたらあきらめよう、ということで交渉成立。出発することへ。

I先生やSさんはその頃起床。クレイジージャムかクジラ岩周辺で合流することに。

・カサブランカ 5.10a NP
前回1度TRをしており、本日2撃目。なんと1番乗り。急いで準備。
(使用カム/.75×2、1×2、2×2、3×3)
核心部までは、いがいにもうまくハンドジャムがきまり登っていった。がしかし、ジャム天国から抜けた後いきなり浅くなる。ここが核心部。
記憶があまりないが、核心部で落下。どうやって落ちたか覚えてませんが、.75がしっかり決まっていた止まってくれたのだけがこの目に焼き付いています。
(次回もあそこに決めよう・・・)

その後気を取り直して登り返しTOPまで行きました。1テンでした。

下りてくると、一気にこみ上げるてくるものがあり、思わず涙が出そうになった。なんでしょうあの感覚は。

やはり自分でプロテクションを決めながら登るリードは、すごく神経を使うし、体力をつかう。


その後、親指岩へ移動。
Sさんはくじら岩でボルダー、I先生と私、Tくんはクレイジージャムへ。

・クレイジージャム 5.10d NP
Tくんがリード。前回もスイスイいったが今回もスイスイ。
カム4,5番を持っていないというのに、代わりにヘキセントリックでスイスイ。本当にこの人はスゴイと思う。身体は怪我だらけだというのに・・・

つづいてI先生TR、私もTRやらせていただきました。
核心部分、本当に難しくて、今はまだTR以外考えられません。。。

でもいつか、登れるようになりたい。


クラックでの足使いの重要性、TOPロープ支点作成についてや、回収・セルフビレイ、テーピングの巻き方から周りへの配慮などなど、またまた厳しく教わり、
今回もまた、学び多き反省多き2日間でした!

ともあれ、I先生に再会できたこと、一緒に登れたことは最高に嬉しかったです!
有難うございました!

2012年10月23日火曜日

リハビリトレ@PUMP2

晴れれば三ツ峠か甲府幕岩の予定でしたが、あいにくの天気。
したがって本日はPUMP2で登ることに。


5.9から5.10a辺りのグレードを中心に全15本ほど。
今日はギリギリのところを攻めるというより、
綺麗なム-ブを意識し静かに登ること、
数多く登って持久力をつけるトレーニングを意識して臨みました。

先週、姉と行った江戸川橋TWALLでは5.10aも完登できず、身体の弱り度合いに改めてガッカリしましたが、
PUMP2では5.10aはノーテンで行けました。やはりジムによって違うものです。


朝から雨模様で、PUMP2も激混み。
ですが皆さまのすさまじい登りには非常に良い刺激を受けました。

5.10bを登ったとき、
途中で甘えがでました。いけない、いけない。

「あーダメだ」とかいう気持ちは登れるのに登れなくなってしまう魔の気持ち。
途中で「下りてもいいですか」なんて、論外。幸い、Nさんは無言で下してくれようともせず、私は登るしかなかった。(笑)
あの厳しさが有難い。甘えている場合では、ない。


それにしても今日は、またクライミングをできることの幸せを
しみじみ感じました。

今週末は、小川山!

2012年10月19日金曜日

谷川岳

本日、紅葉まっただ中の谷川岳(天神尾根往復)へ。

先月12日に左膝内側側副靭帯を損傷してから、初めてのリハビリ登山。
怪我は、谷川幽ノ沢V字状岩壁(右ルート)を登攀終了後の下山中に起こった。

12/9/12谷川幽ノ沢V字状岩壁
最高の天気に恵まれた後、最終ピッチあたりから激しい雨に振られ、途中から笹付きの急斜面を上腕頼りに登り・・・登山道に出てホッとするや否や、芝倉沢までの下山(堅炭尾根)の歩きにくいこと。そんなこんなでその後暗闇の中、崩落した泥斜面に足を取られて数メートル滑落。その際に膝を捻ってしまった。気の緩みが事故の元。大大大反省・・・。


さて、
そんなわけで今回のリハビリ登山の行き先は、トラウマにならぬよう谷川に決定。
誰かに迷惑をかけてもこまるので、ひとりで行くことに。
なので、ロープウェイ&リフト利用♪

9:30 天神峠発
10:10 熊穴沢避難小屋
10:45 谷川岳肩の小屋到着
10:50 オキノ耳
11:00 谷川岳肩の小屋発
12:30 天神平ロープウェイ駅着

歩き始めの天気は良好。
天神峠、気温6℃。
心配していた膝の調子はとてもよく、前日までの雨でぬれた岩道も、ステルスソールが最高なグリップ力を発揮してくれたため、スイスイ~!

白毛門方面。



途中、天狗の留まり場辺りで、友達にばったり遭遇!驚きました。
頂上へ近づくにつれて次第に風が強くなり、体感温度もぐんぐん下がる。肩の小屋では気温0℃。
植物もこんなことに。

小屋から頂上までは5分もかからなかった(ような)。

午後から天気は回復との予報だったが、あまりの天気の悪さに、一度小屋で寝て後でまた山頂へ来てみようかと思った。

が、小屋の中で休憩する人の多さをみて、そのアイディアは即却下。早々と下山開始。

下山開始が11:00だったし、膝の調子も良かったので、
「そうだ、下山は西黒尾根にしてみよう。」と思い立つ。そして歩き始めて数歩で気がつく。

そう。
膝の調子がどうなるか想像できなかったので、ロープウェイを往復で買ってしまったのです。
ガーン。

と、いうことでおとなしく来た道を戻る。

12:30 天神平ロープウェイ駅到着。
車に戻り、湯テルメで温まりました!


久しぶりの単独登山。ひとりだといろんな事を考える。
今日考えていたことは、自分の山のスタイルについて。
たぶん、今、私が最高の充実感とハッピー感を得るために必要なのは、

・気が合う仲間がいること。
・自分(達)にとって挑戦的(無謀なレベルではなく)な山行であること。
・高度感があること。
・他に人がおらず自分達だけがこの世に存在しているのではと思うほど自然を感じること。

仲間に恵まれることが、この上ない幸せであることは間違いないです。





2012年10月18日木曜日

"It's started"

"It's started."

これは最近、仲間内でちょっと流行っている言葉。その状況に応じて色々な意味を含ませて、使う。

さて。
ふと、ブログを始めてみようと思い立ちました。思い立ったが吉日。

どんなことになるか分かりませんが、
始めてみなければわからない!

ということで、

It's started.