2012年10月19日金曜日

谷川岳

本日、紅葉まっただ中の谷川岳(天神尾根往復)へ。

先月12日に左膝内側側副靭帯を損傷してから、初めてのリハビリ登山。
怪我は、谷川幽ノ沢V字状岩壁(右ルート)を登攀終了後の下山中に起こった。

12/9/12谷川幽ノ沢V字状岩壁
最高の天気に恵まれた後、最終ピッチあたりから激しい雨に振られ、途中から笹付きの急斜面を上腕頼りに登り・・・登山道に出てホッとするや否や、芝倉沢までの下山(堅炭尾根)の歩きにくいこと。そんなこんなでその後暗闇の中、崩落した泥斜面に足を取られて数メートル滑落。その際に膝を捻ってしまった。気の緩みが事故の元。大大大反省・・・。


さて、
そんなわけで今回のリハビリ登山の行き先は、トラウマにならぬよう谷川に決定。
誰かに迷惑をかけてもこまるので、ひとりで行くことに。
なので、ロープウェイ&リフト利用♪

9:30 天神峠発
10:10 熊穴沢避難小屋
10:45 谷川岳肩の小屋到着
10:50 オキノ耳
11:00 谷川岳肩の小屋発
12:30 天神平ロープウェイ駅着

歩き始めの天気は良好。
天神峠、気温6℃。
心配していた膝の調子はとてもよく、前日までの雨でぬれた岩道も、ステルスソールが最高なグリップ力を発揮してくれたため、スイスイ~!

白毛門方面。



途中、天狗の留まり場辺りで、友達にばったり遭遇!驚きました。
頂上へ近づくにつれて次第に風が強くなり、体感温度もぐんぐん下がる。肩の小屋では気温0℃。
植物もこんなことに。

小屋から頂上までは5分もかからなかった(ような)。

午後から天気は回復との予報だったが、あまりの天気の悪さに、一度小屋で寝て後でまた山頂へ来てみようかと思った。

が、小屋の中で休憩する人の多さをみて、そのアイディアは即却下。早々と下山開始。

下山開始が11:00だったし、膝の調子も良かったので、
「そうだ、下山は西黒尾根にしてみよう。」と思い立つ。そして歩き始めて数歩で気がつく。

そう。
膝の調子がどうなるか想像できなかったので、ロープウェイを往復で買ってしまったのです。
ガーン。

と、いうことでおとなしく来た道を戻る。

12:30 天神平ロープウェイ駅到着。
車に戻り、湯テルメで温まりました!


久しぶりの単独登山。ひとりだといろんな事を考える。
今日考えていたことは、自分の山のスタイルについて。
たぶん、今、私が最高の充実感とハッピー感を得るために必要なのは、

・気が合う仲間がいること。
・自分(達)にとって挑戦的(無謀なレベルではなく)な山行であること。
・高度感があること。
・他に人がおらず自分達だけがこの世に存在しているのではと思うほど自然を感じること。

仲間に恵まれることが、この上ない幸せであることは間違いないです。





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