2012年10月31日水曜日

秩父・吉田 柴崎ロック

秩父・吉田の柴崎ロックへ行ってきました。

この日の核心はいきなりの、”岩場までのアクセス”。
ま、行ってみればわかるだろう~なんていう考えは甘かった。もう少し他の皆さんの苦労した様子をチェックしておけばすんなり辿りつけただろうに・・。
迷いに迷って、言わばについたのはお昼過ぎ。

時間がないのでさっさと準備。

【うまいぞギンナン 5.8 OS】
一緒に行ったN島さんはこの日、まだ数回目の外岩ということで、トップロープを張りました。
石灰岩らしいガバばかりで快適。

【エントツ 5.9 OS】
ステミングで登る楽しいルート。

【初心者マーク 5.9 (1テン)】
100岩場には、初心者のリード練習に良いとあるが、出だしが難しかった・・傾斜があって足が切れてしまうところ、どうにかおけそうな足のスタンスはつるつるで全然足を置けず、1クリップ目をどうにか確保後、力尽きてテンション。上部は簡単でしたが出だしで苦戦。

【ウォーミングフック 5.10a (途中敗退)】
カンテ状~クラック、左のフェイスにでるルートだが、3クリップ目をした後の4つ目手前で、右手につかんだ壁がごそっとまるごと動き、危うく30cm四方ぐらいの岩の塊(壁)がはがれて下に落ちるところでした。危機を感じ、すぐさまその岩を触れクライムダウン。クライムダウンも怖かった・・。下に置いていた上着や靴は、上で岩の塊がはがれた際におちた砂がたくさんかかっていました。ビレイヤーに岩があたらなくて良かった。

近くて綺麗にととのった岩場ですが、ところどころ脆い岩質が気になりました。

2012年10月29日月曜日

お世話になった先生と小川山で再会

岡山にいた頃大変お世話になったI先生が小川山に1週間程こられている、
ということで行ってきました!

【25日(木)】
仕事後出発、南きよさと道の駅へ。夜は寒いがテントの中は暖かい・・・

【26日(金)】
朝、晴天!気持ち良すぎて寝坊しました。
小川山へ行く前に、パートナーTくんがおとしたい課題がある、ということでまずは湯川へ。


・Tくん
サイコキシネス5.10c NP

・私
コークスクリュー5.9 NP
(使用カム/.75、1、2、3、.75、1、2、3)
 1本目、何度テンションもらったか不明。トップロープ支点を作る。
 2本目、TR。「カムを決めながら行かなければ練習にならない」と下りてから言われて反省。
 3本目、TR(カムを決めながら)
 次でおとさなければならないところ、本日の力を使い切りました・・・


午後には小川山でI先生達と合流の予定が、時間はすっかり遅くなってしまいました。
到着するともう20時ころ・・・。

テントを張ってご飯を作り始めると、I先生とSさんが温泉から戻ってきました。
2年ぶりの再会!! 嬉しかったです。

夜は4人で宴会、楽しかったー!
小川山の夜は寒い・・・がしかし、テントの中は暖かい。

【27日(土)】
6時起床。しかし、ぐたぐたしながら朝食。

8時過ぎ頃、私とTくんは準備万端。とりあえず私は、カサブランカへ行きたいとお願いをした。
良いけど混んでるよ・・と言われながらも、
朝1で行って並んでたらあきらめよう、ということで交渉成立。出発することへ。

I先生やSさんはその頃起床。クレイジージャムかクジラ岩周辺で合流することに。

・カサブランカ 5.10a NP
前回1度TRをしており、本日2撃目。なんと1番乗り。急いで準備。
(使用カム/.75×2、1×2、2×2、3×3)
核心部までは、いがいにもうまくハンドジャムがきまり登っていった。がしかし、ジャム天国から抜けた後いきなり浅くなる。ここが核心部。
記憶があまりないが、核心部で落下。どうやって落ちたか覚えてませんが、.75がしっかり決まっていた止まってくれたのだけがこの目に焼き付いています。
(次回もあそこに決めよう・・・)

その後気を取り直して登り返しTOPまで行きました。1テンでした。

下りてくると、一気にこみ上げるてくるものがあり、思わず涙が出そうになった。なんでしょうあの感覚は。

やはり自分でプロテクションを決めながら登るリードは、すごく神経を使うし、体力をつかう。


その後、親指岩へ移動。
Sさんはくじら岩でボルダー、I先生と私、Tくんはクレイジージャムへ。

・クレイジージャム 5.10d NP
Tくんがリード。前回もスイスイいったが今回もスイスイ。
カム4,5番を持っていないというのに、代わりにヘキセントリックでスイスイ。本当にこの人はスゴイと思う。身体は怪我だらけだというのに・・・

つづいてI先生TR、私もTRやらせていただきました。
核心部分、本当に難しくて、今はまだTR以外考えられません。。。

でもいつか、登れるようになりたい。


クラックでの足使いの重要性、TOPロープ支点作成についてや、回収・セルフビレイ、テーピングの巻き方から周りへの配慮などなど、またまた厳しく教わり、
今回もまた、学び多き反省多き2日間でした!

ともあれ、I先生に再会できたこと、一緒に登れたことは最高に嬉しかったです!
有難うございました!

2012年10月23日火曜日

リハビリトレ@PUMP2

晴れれば三ツ峠か甲府幕岩の予定でしたが、あいにくの天気。
したがって本日はPUMP2で登ることに。


5.9から5.10a辺りのグレードを中心に全15本ほど。
今日はギリギリのところを攻めるというより、
綺麗なム-ブを意識し静かに登ること、
数多く登って持久力をつけるトレーニングを意識して臨みました。

先週、姉と行った江戸川橋TWALLでは5.10aも完登できず、身体の弱り度合いに改めてガッカリしましたが、
PUMP2では5.10aはノーテンで行けました。やはりジムによって違うものです。


朝から雨模様で、PUMP2も激混み。
ですが皆さまのすさまじい登りには非常に良い刺激を受けました。

5.10bを登ったとき、
途中で甘えがでました。いけない、いけない。

「あーダメだ」とかいう気持ちは登れるのに登れなくなってしまう魔の気持ち。
途中で「下りてもいいですか」なんて、論外。幸い、Nさんは無言で下してくれようともせず、私は登るしかなかった。(笑)
あの厳しさが有難い。甘えている場合では、ない。


それにしても今日は、またクライミングをできることの幸せを
しみじみ感じました。

今週末は、小川山!

2012年10月19日金曜日

谷川岳

本日、紅葉まっただ中の谷川岳(天神尾根往復)へ。

先月12日に左膝内側側副靭帯を損傷してから、初めてのリハビリ登山。
怪我は、谷川幽ノ沢V字状岩壁(右ルート)を登攀終了後の下山中に起こった。

12/9/12谷川幽ノ沢V字状岩壁
最高の天気に恵まれた後、最終ピッチあたりから激しい雨に振られ、途中から笹付きの急斜面を上腕頼りに登り・・・登山道に出てホッとするや否や、芝倉沢までの下山(堅炭尾根)の歩きにくいこと。そんなこんなでその後暗闇の中、崩落した泥斜面に足を取られて数メートル滑落。その際に膝を捻ってしまった。気の緩みが事故の元。大大大反省・・・。


さて、
そんなわけで今回のリハビリ登山の行き先は、トラウマにならぬよう谷川に決定。
誰かに迷惑をかけてもこまるので、ひとりで行くことに。
なので、ロープウェイ&リフト利用♪

9:30 天神峠発
10:10 熊穴沢避難小屋
10:45 谷川岳肩の小屋到着
10:50 オキノ耳
11:00 谷川岳肩の小屋発
12:30 天神平ロープウェイ駅着

歩き始めの天気は良好。
天神峠、気温6℃。
心配していた膝の調子はとてもよく、前日までの雨でぬれた岩道も、ステルスソールが最高なグリップ力を発揮してくれたため、スイスイ~!

白毛門方面。



途中、天狗の留まり場辺りで、友達にばったり遭遇!驚きました。
頂上へ近づくにつれて次第に風が強くなり、体感温度もぐんぐん下がる。肩の小屋では気温0℃。
植物もこんなことに。

小屋から頂上までは5分もかからなかった(ような)。

午後から天気は回復との予報だったが、あまりの天気の悪さに、一度小屋で寝て後でまた山頂へ来てみようかと思った。

が、小屋の中で休憩する人の多さをみて、そのアイディアは即却下。早々と下山開始。

下山開始が11:00だったし、膝の調子も良かったので、
「そうだ、下山は西黒尾根にしてみよう。」と思い立つ。そして歩き始めて数歩で気がつく。

そう。
膝の調子がどうなるか想像できなかったので、ロープウェイを往復で買ってしまったのです。
ガーン。

と、いうことでおとなしく来た道を戻る。

12:30 天神平ロープウェイ駅到着。
車に戻り、湯テルメで温まりました!


久しぶりの単独登山。ひとりだといろんな事を考える。
今日考えていたことは、自分の山のスタイルについて。
たぶん、今、私が最高の充実感とハッピー感を得るために必要なのは、

・気が合う仲間がいること。
・自分(達)にとって挑戦的(無謀なレベルではなく)な山行であること。
・高度感があること。
・他に人がおらず自分達だけがこの世に存在しているのではと思うほど自然を感じること。

仲間に恵まれることが、この上ない幸せであることは間違いないです。





2012年10月18日木曜日

"It's started"

"It's started."

これは最近、仲間内でちょっと流行っている言葉。その状況に応じて色々な意味を含ませて、使う。

さて。
ふと、ブログを始めてみようと思い立ちました。思い立ったが吉日。

どんなことになるか分かりませんが、
始めてみなければわからない!

ということで、

It's started.