夏の一件から、山岳登攀における下降術の難しさと重要さを身にしみて感じています。
今日は、岩場登攀救助の訓練を受けてきました。
当然、1日やったからといって身につくものではなく、繰り返しの訓練とシュミレーション、頭を使って考えて、体を動かすことが重要だと思います。
事故発生時は、精神的にも時間的にも焦りがあり、パニック状態です。そこで考えながらシステムを構築する時間など、ありません。頭で考えることなく、機械的にできるようになる必要があると思っています。
また、事故時、要救助者が何名いるのか、救助に参加できる人が何名いるのか、何mロープが何本あって、ギアが何があるのかなどによって、対応方法も変わります。
場所はどこなのか?
何時なのか?
天候はどうなのか?
そういったことを考えていたら、なかなか、山へ入るということは簡単なことではないということに気がつきます。
でも、私は山が好きです。
事故がないことが一番ですが、万が一のことに備えて勉強をしながら、
これからも山には登りつづけたいと思います。
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