2014年3月30日日曜日

ありがとうという言葉

朝からしとしとと雨が降る中、
大切な、絵を持って実家へ帰省中。

明日から予定しているスキーですが、装備は姉の車に預けさせていただいているので、
有難いことに本日は30Lの小ぶりなザックとこの大きな絵を持っての移動です。
どちらにも鮮やかな黄色のザックカバーをかけて、雨から守りながら。

なかなか激しくなってきた風雨の中、駅にやっとの思いで辿り着くと、私のために予定されていたかのように、ちょうどホームに急行電車が入って来た。

電車に飛び乗ると、目の前に一つ、席が空いていてラッキ〜などと心の中で言ってみる。
渋谷までわずか20分だけど、電車って、立っていると酔っちゃうんです、私。笑)

ほっとひと息ついていると、
次の駅で老婆が乗って来た。
そしてこれまた予定されていたかのように、老婆は私の前に立った。

「ひゃーっ。私の前に立ちますか。」なんてことを思うと同時に席を立ち、席をお譲りすると、

「有難うございます。」

と、しわくちゃでとても可愛らしい笑顔を見せてくれた。
周りを見ると、立っているのは私だけだった。

有難うございます、ってやっぱり、良い言葉だな。なんて思いながら、

もしかすると、私は老婆に座ってもらうためだけに、一つ席をキープしてただけだったのかも。
なんて思った。

電車に酔わないようになるべく窓の外の、なるべく遠くを眺めていると、
老婆が私に、
" あちらの席、空きましたよ "と、
反対側の席を指して合図をくれた。

今度は私が、

「有難うございます。」

と申し上げ、空いた席に座らせていただいた。


すると。

次の駅で、老夫婦が乗車してきました。そしてまたもや私の前に立つ。と。笑) 
何でしょうこの展開は?

そうか、やはり私はただ単に、この方々のために、席をキープをするためだけに席に座らせてもらっているのか?

私が席を立つと、隣の女性も同様に席を立ち、老夫婦ともに座っていただくと、

「有難うございます。」

と、またもや素敵な笑顔、
いただきました。

有難うございます。って、良い言葉だな。


池袋からの特急列車はガラ空きガーラがらだったので、席を向かい合わせにしてシートを独占。
靴まで脱いで、くつろいじゃいま〜す。


と、目に入ったのは、今日履いてきたスパイダーマンの靴下(笑)。
一応添えておきますが、いただきものです(笑)

あー。この靴下のせいだったのかな〜。なーんて。

もうすぐ実家です。

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